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自分の気持ちを上手につたえる方法

自分の気持ちを上手につたえる方法

普段の生活でこんな思い当たる事がありませんか?

・本当は断りたいお誘いや頼み事を引き受けてしまう
・自分の意見を相手に伝える事が苦手でうまく伝えることができない。

この様な行動には、相手との人間関係を悪くしたくない気持ちや気遣いが理由にあることが多いと思います。

相手を思いやる気持ちは大切ですが、いつも相手を優先させてばかりで、自分の思いを後回しにしてばかりいると、都合の良い人と相手に誤解されて無理な依頼を引き受けることになってしまうこともあります。

自分を抑えてばかりだと、知らないうちにストレスがたまって人間関係に疲れてしまいます。

・自分の意見は胸にしまいこんで、他人を優先することが多い
・言いづらいことを相手にうまく伝えられない

このような方のための上手なコミュニケーション方法をご紹介します。

このような時、「自分と相手」を大切にしたコミュニケーションの取り方を知っていると、心地良い人間関係が築けるようになります。

それには3つのポイントがあります。

1.自分の正直な気持ちを知る

相手の反応が気になる方は、自分の気持ちより相手の気持ちを先に読んでしまいます。

順番を変える事を意識して、まずは自分の気持ちを最優先で知りましょう。

2.気持ちを相手にわかりやすく伝える

気遣いをしすぎてしまい、あいまいな言い方になってしまうと相手には伝わりません。

丁寧にかつはっきり伝えることを心掛けましょう。

3.相手の意見を理解し尊重する。

自分の意見を相手が必ずしも分かってくれるとは限りません。

反対意見や、時に相手の機嫌が悪くなることもあるでしょう。

でも、「相手の反応は相手の問題」だと理解しましょう。

相手の問題に対して、自分がなんとかしようとしなくて良いのです。

例えば、同じ会社の先輩に飲みに誘われました。

本当はお金の余裕がなく、今日は家でゆっくりしたいので断りたい、でも先輩に誘いを断るのは良くない、断ったら相手の気分を悪くさせてしまう・・・

こんな風に考えて「行きます」と答え、嫌々付き合ってしまうことになった。

しかも、自分の意見を伝えていないので、先輩はまさか我慢して来ているとは思っていません。

この様なことを繰り返すと、結果的に自分はずっと我慢することなってしまい、ストレスで人間関係がうまくいかなくなるケースもあります。

とはいえ、先輩に自分の意見を伝えることは難しい・・・

どうすれば上手に相手に意見を言えば良いのでしょう?

まずは自分の正直な気持ちを伝えます。

「誘って頂き嬉しいのですが、今日は飲みに行けるだけのお金の余裕がありません。大変残念ですが行けません。」

もしこのように相手に伝えたことで、怒ったり、がっかり、機嫌が悪くなったとしても、それは相手の問題であり、相手の自由だと理解しましょう。

相手を喜ばせるために気をつかったり、いつも自分が我慢をしなくてもよいのです。

自分が一人でいたいときは一人でいて良いのです。

やりたくないことがあったら、それはやれないと言っても良いのです。

また、どちらにしたいか迷っている、今決められないと正直に言っても良いのです。

自己表現はわがままではありません。

自分の気持ちを相手に分かってもらおうとして良いのです。

ですが、どうしても相手の反応が気になってしまって自分の意見が言えない、という方もいらっしゃるかもしれません。

もしかすると小さい頃からの親子関係で、親からの一方的な意見の押し付けや、正直に意見を言うと怒られることばかりで、なにかに失敗してもダメ出しだけで助けてもらえなかったり、そういった経験があるかもしれません。

この様な経験をしていると、親から見捨てられる不安が強くなってしまい、相手(親)に合わせて、自分を気に入ってもらおうと必死になる傾向があります。

無意識に相手の機嫌が悪くなることを恐れてしまう様になってしまいます。

その様な場合は、

「私はもう力のない子供ではない」
「私は大人の自分だ」
「私はちゃんと意見を言っても大丈夫」

たとえ相手の反応が親の反応に見えたとしても、大人の自分には対処できると認識しなおしましょう。

まずは自分を尊重しましょう。

自分を尊重できないと相手のことも尊重できないのです。

「今日は都合が悪いけど、来週はどうかな?」
「これは注文したものと違うのですが、やりなおしていただけますか?」
「私はこう思いますが、あなたはどう思いますか?」

みんな違う価値観や考え方をもっているので、意見が違って当たり前です。

自分の意見に同意してくれないことや、分かってくれないこともあるでしょう。

その中で、どうお互いを理解しながら歩み寄りいいアイディアをだせるかがコミュニケーションのポイントになります。

ぜひ自分と相手を大切にしながら、自分を表現してみてください。

寄稿:神田よしこ
心理カウンセラー、セラピスト、JMET認定EFTアドバンスプラクティショナー
一般社団法人 心のセルフケア協会
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